ソーシャルネットワーク (ネタバレあり)
感想
ちょっと前になるのですが、観てきました。実は2回目です。
妹がこの映画を指して「悲しい男の物語」っていう感じの言い方をしていたのですが、1回目に観たときには特にそういう感情が湧かなかったもので、妙にひっかかってしまってもう一度観てみようと思ったのです。言われて思い返してみれば確かにそう言われても仕方ないのですが、ただのもてない男が悲しいとかだったらあまりにひどいじゃありませんか!
で、改めて観てみると確かに悲しい男です。(笑) この物語であれば、他人を蹴落として一人だけで成功したってことですからね。一面では nerd プログラマのサクセスストーリーでもあるので、自分もプログラマですし、そういう爽快さのおかげなのか、前回観たときは負の部分が見えていなかったのかもしれません。それでもショーン*1の様子などからするとシリコンバレーって病んでるなーとは思いました。
このストーリーがアメリカでのプログラマの実像を現しているのかはよくわかりませんが、プログラマに対する印象とかネットへの印象とかブログに書いた記事はずっと消えないとか言ってたり、暗い部屋でパソコンとかいう表現があったり、そういうことは日本の一般的な人が持つものとそんなに違わなくて、何が言いたいかというと、シリコンバレーのエネルギーの源っていったいどこから生まれるのかなーという疑問があるということなのかもしれません。
まとめ
二回みて二回とも面白かったです。それから Emacs は字幕に出して!吹替版にもぜひ!どーせ普通の人は apache も wget も php も perl もわかんないんだから平等に頼む。
フィンチャー映画はどれも好きなものが多いです。音楽がいいですね。
おまけ
ウィンクルボス (Winklevoss) 兄弟の北京オリンピックでの結果を調べてみました。日本だとスター選手がいないせいか、ボートかじなしペアなんてあんまり有名な競技でないので探すの大変でした。