NEC Aterm MR03LN の購入 + 使用レポート on Biglobe LTE
前に MR01LN という古い機種を安価に購入できたので使いづらいのを我慢して一年ほど使ってたのだけど、頻繁に挙動不審になるのが耐えられなくなり新作を購入。
モバイルルータはどれもこれも納得いく仕様表示のものがなかったのだけど、この製品はみた感じはいけそうだった。*1
本体に加えてクレードルも購入し、合わせて 28,000 円というところ。
最初に書いておくと、デザイン、UI は万人にお薦めできるレベルに洗練されてきたと思う。*2
NECアクセステクニカ Aterm MR03LN 専用 EX03C クレードル PA-MR03L-EX3C0B
- 出版社/メーカー: NECアクセステクニカ
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: Personal Computers
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NECアクセステクニカ Aterm MR03LN 6B ( LTE モバイルルータ / microSIM ) PA-MR03LN6B
- 出版社/メーカー: NECアクセステクニカ
- メディア: Personal Computers
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まずは二週間ほど使って悪いところ、良いところの順に。
悪い点
- めったに押すものではないけど電源ボタンが押しにくい。
- タッチパネルの反応はよくない。男性指だと小さすぎて押しにくいことがある。
- クレードルから外した直後など、タッチパネルが有効になっている際にポケットにつっこんだりすると間違った操作をしてしまうことがある。
- 裏蓋が非常に開けにくいのでバッテリ交換は現実的ではない。
- 家庭内の wifi に公衆無線 LAN として接続しようとするとぶちぶち切れるみたい。
クレードル上のルータモードで使用すると WAN 側(クレードルの有線)からの DHCP 要求に応答してしまう。*3
悪い点ではないけど、初期不良らしきものがあった。
クレードルが LAN 回線を認識しない。
amazon 経由でクレードルを交換してもらったけどまだ認識しない。
ここまでくると、こちらの設定に不備があるのかと思ってしまうけど、どうやら違う。
LAN, USB ケーブルを何本か交換してみても、本体を初期化してみてもまだ link up しない。
問い合わせてみると、本体に問題がある可能性があるとのことで再度の交換を要請中。
追記(2014-05-01):
新しい本体届いた。問題だった LAN が認識するようになった!
と思ったら今度は肝心の LTE/3G が繋がらない。設定に失敗したとかなんとか… おい NEC …
Firmware up しようとしてみると今度はグルグルが周り続けてていつまで経っても再起動しない。おい、ふざけんなよ NEC …
さらに追記(2014-05-01):
強制終了させて起動したら LTE 繋がった。むーこれから心配だ。
ところで返品したときは使ってしまった液晶保護シートはどうなるのだね?
追記(2014-05-03):
ルータモードのときに WAN 側からの DHCP Request にまで返答するっていう MR01LN のときの不具合がまだある。
休み明けに問い合わせしてみる。
追記(2014-05-07):
問い合わせた。仕様だって(笑)
固定回線のある自宅ネットワークに接続するときはブリッジモードで使用しなければいけない。
でもさすがに大手企業の窓口のお姉さん DHCP のやりとりのことも、その挙動がちょっとおかしいこともちゃんと理解してくれたみたい。
この仕様だと何が困るかっていうと、ブリッジモードのときにクレードルから外して外に持ち出すときに、wifi の ssid は変わらなくていいけど IP アドレスは変わらないといけないってこと。
スマホやタブレットなどのモバイル機器側からは再度 DHCP 要求しないといけないことが分からないから、家庭内 LAN の IP アドレスのまま外に出ることになってしまう。
解消するには自分で wifi に再接続しないといけない。 ← 2014-05-30 の追記を参照
おれ「○○ですけど、不具合ではないんですね」オペレータ「左様でございます」ってやりとりを五回ぐらい繰り返してみた。
追記(2014-05-30):
どうやらブリッジモードで使っていても問題ない。
クレードルから外してブリッジからルータに変わったときに一瞬だけ wifi ap を off にするらしく Nexus5 のような性能の機種だと DHCP で IP アドレスを掴み直してくれる。
どうやら悪いのは Sharp 製の鈍重スマホだった。
良い点
- 電源保ちが格段によい。仕様通り 12 時間ぐらいは保つみたい。
- ワンタッチ、ツータッチでの操作が多い。
悪い点より少ないけど、普通に動くということだと捉えてもらえれば。
古い機種は↓このザマなので。
旧機種 MR01LN について
まず、冒頭に書いた挙動不審な例
- usb ポートからの充電ができなくなる。いつの間にか解消する。
- いつの間にか家庭内の wifi に接続できなくなる。いつの間にかできるようになる。
- クレードルがきつくて挿し込みづらい。
- クレードルに挿し込むと再起動する。再起動に 2,3 分。
- ルータモードでクレードルに挿したときに WAN 側ネットワークからの DHCP 要求に返答してしまい、タイミングによっては自宅ネットワークがめちゃくちゃに。
発生条件がいまいちわからなくって障害レポートもできない事例も多い。こいつ悪いやつだ。
あと思い出したら書き足してく。いっぱいあったから。
一世代前の MR02LN は使ってないので分からないけど、新機種と比較する。
- 電源保ちが5,6 時間 → 12 時間
- web 設定画面も含めてあらゆるユーザインターフェースが格段に使い易く改善された。
- 薄い。これなら夏場に持ち歩くことも苦にならなそう。
- クレードルにセット / 外したときに再起動しない。
- バグだらけだった設定のほとんどが普通に動くようになった。
最低な機種の後継バージョンということで不安だったけど、一縷の望みにかけて新しい機種を買ったのは成功だったと今のところは思う。
Biglobe LTE
Biglobe の LTE 1GB (約 1000 円) で使っている。大抵の月では制限がかからずに使うことができる。
これまでに制限かかったのは出先で JDK8 (約 150MB) をダウンロードして youtube みてたときのみ。
あと Google Play の自動更新は off にしといた方がいいかな。
普段、外出するときに持ち歩くのはスマホぐらい。
ヘビーな使い方するときはこれにノート PC 1 台とスマホ 1 台とタブレット 1 台が追加されることもある。
モバイルルータ + MVNO 構成にすることで、docomo sp モードを使うようなオーソドックスな構成に比べて、一ヶ月 4000 ぐらいは節約できているのでは。
biglobe が売却されてどこかのファンドの傘下に入るらしいので、プライバシーデータ絡みで、今後は不安なところもある。